企業内鑑定士
鑑定事務所
不動産鑑定士１人の個人事務所から、約２００人の不動産鑑定士を抱える事務所まで、全国に約３,０００社余りある鑑定事務所で、鑑定評価を中心に業務を行います。
不動産会社
不動産関連の企画や開発、管理などの部門や、もちろん鑑定部などで鑑定評価業務に従事し、知識を活かして活躍することができます。
大規模な都市再開発のようなビックプロジェクトでは、不動産に関わる専門家として、それぞれの専門性を発揮しています。
金融機関
都市銀行、信託銀行、保険会社、証券会社などでは、融資の際の担保物件を正確に評価するために、不動産鑑定士が活躍しています。
商社・鉄道会社・その他の企業
総合商社等の不動産部門での商業取引における不動産の担保物件の設定、鉄道会社の鉄道用地買収、ホテルや宅地開発等、保有する土地を使った新しい事業展開の際に能力を発揮しています。
その他、調査会社やシンクタンクにおける不動産の研究、分析、データ収集といった場面でも活躍しています。
官公庁
都道府県・市町村でも土地計画を立案、実行する部門等で鑑定士が活躍しています。また、税金の面から見て、大蔵省やその他の官公庁などの土地や建物を扱う部門では、専門家として内部で鑑定士の育成を図っているところもあります。
独立開業
個人事務所の設立
鑑定評価やコンサルティングで依頼主を手助けします。不動産の鑑定評価は、全国各地で需要があるので、ＵターンやＩターンをして開業できます。独占業務を持つ不動産鑑定士は、不動産鑑定士が少ない地域では経営面での安心感も高いといえます。
共同事務所の設立
弁護士、公認会計士、税理士、一級建築士といった他分野の専門業務や専門知識を持つ有資格者と共同で事務所を開業することもあります。共同での事務所運営は、依頼主が求める多様なニーズに対して迅速に対応するためには、最適といえます。
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